龍河洞に行った。

無事に高松から長野に帰り着き、今は松本発のバスで東京に戻っている所です。


高松に降り立った私は母、妹と合流し車で龍河洞という鍾乳洞へ。高松から高知県香味市まで車で大体1時間。
坂本龍馬空港とアンパンマンミュージアムの看板を横目に見ながら現地へたどり着くと、結構賑わっていて驚いた。駐車場に車を止めて歩き出すと、どうやら向かう先は山側で、急な坂道沿いに土産物屋が軒を連ねている。名物なのか刃物の店や、やなせたかしがデザインした龍河洞のイメージキャラクター「りゅうちゃん」の旗が印象的だった。



この坂いつまで続くんだろう、と思い始めた頃に、前方にエスカレーターが出現して自然と全く調和しておらず大変面白かった。エスカレーターに乗りながら山の澄んだ空気を楽しんでいると、鶏のけたたましい鳴き声が聞こえる。どうやら珍しい種類の鶏と触れ合える施設が隣接しているようで、他にもなんやかんやついでの見せ物があるようだ。
洞窟の入り口からは驚く程ひんやりとした空気が流れ出ていた。女三人、全員サンダルに半袖短パンだったのだが、こんな軽装で入っていいものかと怯えながらいざ中へ。


足下は鉄板で舗装されていたものの、しみ出してくる地下水で濡れており大変すべりやすく、途中には「これお相撲さんは通れないんだろうなー」という位細い道や、急で長い階段等があり、つけくわえると全長が1km、出口までたっぷり30分はかかるという壮大なダンジョンで、出てくる頃にはへとへとになっていた。
洞窟内には神々しい名前をつけられた鍾乳石や、弥生時代に人が住んでいた形跡が残されていたり見所満載だった。地下遺跡や洞窟好きの私にとってはたまらない場所で、沢山写真を撮ったのであとで掲載したいと思う。今後日本各地の洞窟巡りもしていきたいと強く決意するきっかけになった。



洞窟から出た目の前には無料休憩所があり、そこではアイスクリームが売られていて、1kmのダンジョン探索にへとへとになったひとが次々とアイスを買ってるのが面白かった。そりゃ買うわ。
洞窟内の高低差は80mもあるそうで、帰りは洞窟内で上り詰めた分、地上まで降りねばならずに大変だった。降りていくと強制的に珍鳥センターなる展示室に誘導されてそこも見学した。尾長鶏の飼育環境がものすごく動物虐待だなーと思いながら、外へでて、ふもとのお店で名物だというお蕎麦を食べた。結論としてはやっぱり蕎麦は長野で食べるものだなあと思いました。



今後行ってみたい洞窟めも


室岩洞
弁天洞窟
飛騨大鍾乳洞
橋立鍾乳洞
安家洞

あとこの探検コースめちゃくちゃ行きたい。
http://www1.plala.or.jp/CUE/cave_sugawatari.html